服作り経験ゼロの初心者が「なにか服を作ってみたい!」とチャレンジしたのがパジャマ作りです!
2冊のパジャマ本を使って、実際に9着完成させた感想を書いています。
【洋裁/ソーイング】パジャマの本(型紙)が少なすぎる!
私が初めて作った洋服は、パジャマです!
外で着るものは失敗したら嫌だな、という逃げの気持ちからパジャマを作りました。
そして同時に、素敵なパジャマって買うと意外と高いので自分で作れたらいいな、という思いもありました。
夏のパジャマを作ろうと決め、パジャマの本を探し始めましたが…困ったことに選択肢がほとんどない。
型紙付きのパジャマの本って需要が少ないのでしょうか?
それとも、わざわざパジャマの本でまとめなくても、シャツをパジャマ上にしたり、ウエストゴムのパンツをパジャマボトムに出来るから必要ないってこと??
どちらか分かりませんが、パジャマ専用の洋裁本は本当に数少ないです。
その中で、私は2冊から実際にパジャマを作ってみました。
パジャマ本『ぶきっちょさんのソーイングレッスン 6 パジャマ』
『ぶきっちょさんのソーイングレッスン6 パジャマ』は、住んでる市の図書館から借りました。
少し古い本ですが、初心者でもなんとか作れるように丁寧に解説してくれています。
服作り初心者の私でもパジャマを作れたのは、この本のおかげ!!
(これから紹介する2冊目を先に手に取っていたら絶対に挫折してた…)
この本を参考にレディース2着、メンズ1着を作りました。
これは父親へプレゼントしたパジャマです。

デザインは少し古いですが、詳細に書かれているのでこの1冊だけで完結することができます。
服がどう縫われて完成していくのかを知らなかった私が、「本の言う通りにしていったら、いつの間にか服になってきた!!」と服作りの達成感を味わった本です。
ミシン初心者でもきれいに仕上げられるよう、しつけ糸で仮縫いしていく方法が提示されています。
確かに、ミシンの扱いに慣れていない私でもピシッと肩回りなど収まってくれました。
パジャマを3着縫えたことで「ソーイングって楽しい!」と思えたきっかけになった本です。
こういう本がもっとあればいいのになぁ、と思いました。
(古いせいか、図書館での取り扱いがなくなってしまい借りれなくなりました…)
パジャマ本『アレンジ自在のパジャマ大全』香田あおい
パジャマ本を買おうと思ったら、この本がまず検索結果に出てくると思います。
香田あおいさんの『アレンジ自在のパジャマ大全』!
このパジャマ本では、バイピングの開襟パジャマ、普通の開襟パジャマの2種類を作りました。
作った枚数は、それぞれ2着と4着。
合計6着作ったうえでの感想になります。

なによりまず、パジャマ本が全然売られていない中で存在そのものがありがたい。
しかも、可愛いパジャマが多いです。
- ユニセックスサイズ S・M・L・LL・3L・4L
- 実物大型紙つき
- 15種類
サイズ展開なども充実しているので大人用としては、この1冊で十分すぎるぐらい。
ダブルガーゼ生地で夏パジャマを2枚、フランネル生地で冬パジャマを4枚作りました。
ダブルガーゼ生地は、初心者には難しい生地でした…。ほつれてくる。
しかも可愛いから、と安易にパイピングテープに挑戦したのも無謀でした。
伸びるガーゼ生地とパイピングテープをきれいに縫えませんでした。
まぁ、でも自宅用ではあるし、パッと見は可愛いので満足しています。
可愛いパジャマにパイピングテープは定番なので、またいつかチャレンジしたいと思います!
口コミ数も結構あり、中にはデメリット書かれていましたがそれも理解した上で購入しました。
正直に感想を言うと、分かりにくい部分・間違いやすい部分は確かに多いです。
どちらかと言えば、洋裁初心者向けではなく上級者向き。
この本で一番注意が必要なのは、型紙の写しミス!!です。
多くの種類の型紙を1枚の裏表に掲載しているので、線が多いんですよね…
サイズもS、M、L、LL、3L、4Lと6種類ある上に、裾が直角の場合、ラウンドの場合、チュニックにする場合・・・と何パターンもあります。
写しミスについては口コミにも多数あったので私も気を付けていましたが…何度間違えたことか!!!!
「この線でいいんだよね? もしや間違ってる??」と疑心暗鬼しながら線引きしました。
こういう型紙の写しミスって、布を裁断して縫ってる途中に気付くので…絶望しました。
明らかに、後ろ見頃と前身ごろの肩幅が合ってない!!というケースが一番ショックでした。
(やる気を失い、しばらくは放置してクールダウン期間が必要だった)
布を多めに用意していれば間違えても大丈夫ですが、私の場合は、後ろ見頃をもう1枚取るだけの布が足りませんでした。
よりによって布の分量が大きい後ろ見頃を間違えるとは運が悪すぎる。
後ろ見頃の布だけ買い足すのは面倒なので、間違えている後ろ見頃の右側だけやり直すことにしました。
真ん中を縫い目で繋ぐ、という苦肉の策です。
見た目が悪くなるので多少げんなりしましたが、「自分のパジャマだし仕方ない」と何とか気持ちを立て直して作業しました。
この本は多くの種類を扱っていますが、ページ数は多くありません。
好みのパーツを組み合わせて自分だけのパジャマを作ることができるので、辞書を引くように自分でページをめくり該当場所を探していく感じ。
「開襟は〇〇ページ、前立ては○○ページ、あ!でもバイピングする訳だから…〇〇ページを先にしなくちゃいけないのか」って具合です。
作業順番を間違えないよう組み立てていく必要があるので気が抜けません。
また、襟部分などの難しい部分がサラッと簡単に解説されているので、他に教本があると良いかもしれません。
私は図書館で借りた1冊目の本を数枚スマホで写真に収めていたので、分からない部分はその本を見ながら作業しました。
袖を縫い付けるのも、サラッと解説しているので何も考えずそのまま作業したら…とても下手くそになりました。
2着目からは、1冊目で提示されていたようにしつけ糸で仮縫いをするようにしたら大丈夫でした。
洋裁のテクニック的な知識がないので、本の言う通りだけでキレイに縫うのは難しいってことなんだろうなぁ、と感じました。
私自身、ソーイングの教本を持っていないので、用意した方が良さそう…と考えている所です。
あと気になる点は、パンツの股上がとんでもなく長いという点。
口コミにもありましたが「オバサンだから股上は深い方が安心!だからきっと大丈夫」と完成前は思っていました。
なにも考えず1着、2着目を同時進行で完成させたら、股上深すぎて胸下まで来ました。
妊婦さん用としては良いのかもしれません。
さすがにそのままじゃ着れないので、糸&ウエストゴムを解いて、2回ぐらい折りたたんで縫い、短くしました。
(せっかく作ってきたのに、最後になってただ折りたたんで調整するのは嫌だなぁという気持ちもありましたが、何せ面倒なので簡単な方法で)
3着目以降を作る時は、この時の教訓を生かして型紙の段階から股上を短めにアレンジしました。
ただ、どの辺あたりがちょうどいいのか分からなかったので適当にしたら…今度は少し股上が浅い。
難しすぎる。
自分のサイズに合わせられるのが手作りの良さではありますが、初心者には線を引き直すのは結構ハードルが高かったです。
良い点も、もちろんあります!
自分でカスタマイズできる自由さがあります。
本に掲載されている形をそっくりそのままに作る、だけではなく自分で好きなパーツを選んで当てはめることが出来るんです。(すべてのカスタマイズが出来るわけではありません)
例えば、家庭用ミシンで縫う場合は端はジグザグミシンをかけますが、これ以外に折伏せ縫い(この本では「ていねい始末」という名称)も紹介されていたので挑戦してみたり。
襟は、開襟にしたり丸襟にしたり選べますし、裾の長さや形も選べます。
そういう点では、この一冊で色々なパジャマに挑戦できるので嬉しいです。
上級者さんならば、きっと難なく作業できるんだろうしメリットだらけなのかもしれません。
洋服づくりが出来る人には、重宝する本に違いありません。
私もまだまだ初心者で注意が必要ですが、これからもパジャマを作る時はこの本がメインになると思います。
【感想】初心者がパジャマの作り方を学ぶなら1冊あると良い!
ゼロから洋服を作ったことのない初心者がパジャマを数着作ってみると、服作りのことを色々と知る機会になりました。
ちょっと失敗したかも…と思える出来になったとしても、パジャマなら家の中で着るので洋裁の練習になります。
私はパジャマを縫ったことで「次は外で着るウエアを作ってみたい!」という意欲が出てきました。
作ってる間は、訳が分からず本とにらめっこする時間も多いですがそれも含めて服作りって楽しいな!と思えるようになりました。
『パジャマ大全』は、初心者には少しハードルの高い本ですが、1冊持っていると今後も使えそうだな!と感じます。
誰かの参考になれば幸いです。

